もしドラってビジネス的にどうなの? を今さらながらレビュー

海か川の石があるところにのっている水晶球




どうも、さやです

先日、かの有名な「もしドラ」を読みました

小学校時代にめちゃくちゃブレイク(?)した「もしも野球もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」…なんだかんだでよくわからず、へえそういうのあるんだと思ってました

それがまさか、いまになって「読みたい!!」なんて思うようになるとは想像すらしていませんでした

じゃあ、さっそくビジネス的に「もしドラ」は良書なのか?! をレビューしていきます

もしドラを読もうとおもった経緯

まず、なぜこれを読み始めようと思ったのか?

(もしあなたと境遇が似ているなら、コメントとかくれると嬉しいです)

起業するときの組織づくり

私は将来、起業することを目指していて、「マネジメントスキル」は絶対必要だと感じたのが一つです

成功するかどうかは外への目線(マーケティング・ユーザ視点)などが大事だけど、失敗するかどうかは内への目線(組織づくり!など!)が大事なんじゃないかなと思いまして

あいつも、あの子も誰も動いてくれん! っていうのは万国共通の悩みになるだろうし

てか、絶対自分にもそんな恐ろしいことがやってくるだろうし

ってことで、しっかりマネイジメントスキル習得しとくぞ!! と思い至りました

直近で営業団体もつことになったから

起業っていうのはまだもうちょっと先の話ですけども、なんと10月から営業のチームを持つことになったのです

そこで、やっぱ、少人数(4人くらい)のメンバーといえども、絶対組織づくりで苦労すると思い学ぶことにしたといわけです

ビジネス目線での「もしドラ」のレビュー

じゃあ、さっそくそんな俺がもしドラを読んだ感想を書いていきます

ドラッカーの『マネジメント』の具現化

まずは、読み終わってから(というか読んでいる間)感じたことは、『マネジメント』(ドラッカー著)を実際の肌で感じやすい物語まで落とし込んでいるな、ということです

題名の通り、女子マネージャーはドラッカーの本を参考にしながら(というか行動は一貫して『マネジメント』に沿ってる)、野球部を甲子園に導くわけです

具体的には、ドラッカーの本のある部分を引用して、「そうかここはこうすればいいんだ!」と行動に移します

その中で、「本にはこう書いているけど、いまの私や野球部にとってどういう意味なんだろう?」と内容を噛み砕いてくれるシーンもあります

あの難しいドラッガーをわかりやすくしてるってとこがいいですね

物語はおもしろくない、正直

辛口レビューすると、正直話の内容はおもしろいとは言えないです

特に、次どうなるんだろとハラハラしないし、かなり冷静に本を眺めていました

(最後の方、ああああってなったけど)

ただ、めちゃくちゃ読みやすいです!!

ほんと軽いので、ぱぱっと読みきることが可能です

もしドラから仕事において、なにを得られるか?

ずばり、仕事にこれを活用しようと思ったとき、もしドラという本から何か見返りがなければなりません

(わあ楽しかったあ〜と思いたいだけならこの記事にはたどり着いていないはずです笑)

ドラッカーの『マネジメント』が強く残る

よし、自分の仕事に取り入れるぞ!! と意気込みながら読んでいると、心に残ったのはドラッカーの引用部分です

ただ、ドラッカーの言葉単体で覚えているのではなく、野球部のマネジメントの話とがっしりリンクされているのです

つまり、物語の内容を記憶していれば、ドラッカーの言わんとしていることも同時にくっついているということになります

まあ、結果、強く印象づいているのは『マネジメント』という本の内容です

『もしドラ』の良し悪しはドラッカーの『マネジメント』による

つまりは、結局の所、ドラッカーが偉大であれば、もしドラも最強ってことです

ただ、ドラッカーの本を丸々読もうと思ったらかなり頭を使います

さらに、語弊を恐れず言うと、あの分厚い本だと、身につき難いというのがあるかもしれません

絵本の内容と、大学の論文どっちが頭に残るか? って聞かれたら当然……….って話ですよね

また、実際本を読んで全部記憶できるかって言われたらそういうわけでもないでしょう

ドラッカーのマネジメントの内容を全部身に付けるのはあまりに無謀で、それなら部分部分をピックアップしていくのがよいのではないでしょうか

そういう意味で、もしドラは良書といえます

まとめ

もしドラを読む価値はビジネス的にもあると思います

ふと自分に照らしあわした時に、なにが足りていないのかが非常にはっきりします

「マネジャーたちはこれをしてたけど、自分にはこれに相当することができているだろうか?」という風に、物語から「なにをすべきか」が見えてくるのです

たとえば、メンバーと個別面談みたいなかんじで想いを語ってもらう、というのがありましたが………..あ、そういえばチームの子のそういうの知らないなとかとか

得られるものが多いと思います!!

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