防音イヤーマフって知ってる?/イヤーマフと聴覚障害者用マークについて

黒い背景にヘッドホン




れいです

私は、教育学部なのですが、主に発達障害の症状についてやどのように指導するかなどを日々勉強しています

はてなブックマークで見つけた、とある記事を見てまだまだ発達障害についての理解がされていないという事を改めて感じました

はてなブックマークで見つけた記事はこちら

なので今回は、たくさんある障害の中でも、聴覚過敏の症状がある方がはめていらっしゃる防音イヤーマフというものについて知っていただけたらと思います

聴覚過敏

聴覚過敏は、自閉症スペクトラム障害(ASD)の症状の1つで、自閉症スペクトラム障害と診断されたからと言って絶対に聴覚過敏の症状が出るわけではありません

聴覚過敏の症状が出る方もいれば、出ない方もいますし、他の症状と併せて出る方もいらっしゃいます

自閉症スペクトラム障害(ASD)について

ここで、少し自閉症スペクトラム障害(ASD)について見ていきます

症状としては

1,コミュニケーションや言語に関する症状

2,限定された興味

の大きく2つ挙げられます

DSM-5という『精神障害の診断と統計のマニュアル』で障害は診断されていますが、DSM-5における診断基準では

1,相互の対人的・情緒関係の欠如

2,対人的相互反応で非言語的コミュニケーションを用いることの欠如

3,人間関係を発展させ、維持し、理解することの欠如

とされています

ちなみに、スペクトラムとは連続体という意味で、今回のDSM-5から自閉性障害、高機能自閉症、アスペルガー障害、レット症候群、小児期崩壊性障害、特定不能の広汎性発達障害が1つになり、自閉症スペクトラム障害と診断されるようになりました

防音イヤーカフ

では、そろそろ今回の本題に入りましょう

防音イヤーマフとは、苦手な音や周辺の音を最小限にしてくれるヘッドホンのことです

ちなみに、聴覚障害とは相手の話し声と周辺の音が同じ音量で聞こえたり、苦手な音があったりします

私も実際に授業で、聴覚障害者の方が聞こえているような音に似せてあるものを聞いたことがあります

スーパーや店内で放送が流れていたり、曲が流れているようなところは最悪です

色々な音があふれていて、それらがすべて同じ音量で聞こえるため、頭の中で音がガチャガチャしています

その中で話をしようものなら、もう完全に聞こえません

私は、授業中の短時間で頭が痛くなってしまいました

さらに、大型自動車(トラックやトレーラー)が通るような道での会話も困難です

車の走る音や大型車の音が相手の声を遮ってしまい、何を話しているのかまったくわかりませんでした

こういった場面で、周囲の音を軽減させるためイヤーマフというヘッドホンをはめます

授業ではめてみたことがありますが、相手の話し声は聞こえて周囲の雑音は軽減されていました

近年、イヤホンやヘッドホンをはめたまま会話する人が増えていることがよく言われますが、こういった症状がある方はイヤーマフがないととてもつらい状態です

そういったことから今回、標識やステッカーなどで有名な「株式会社 石井マーク」から発案された、聴覚障害者用のステッカーが注目を集めています

ステッカーなら一目見ただけで分かりやすいため、とても良い対策方法だなと思いました

最後に

今回、イヤーマフについてと聴覚障害者用のステッカーについてお話しました

見た目だけではわからない障害についてやイヤーマフについての理解が広がってもらえたら幸いです

※上記の内容は、大学の授業で習ったことをもとに大学生が書いています

障害について詳しく知りたい方や正しい情報を知りたい方は、ぜひ書物で確認されることをオススメします

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