億男をめっちゃ解釈 結局お金の正体と使い方は?

女の人が顔の前でもっている何枚かの札束




どうも、さやです

なかなか話が面白くないと噂の億男

私的には、『学び』の意味ではかなりお金について考えさせられたいい作品だと思います

ただ、むずかしい!!

というわけで、自分なりの解釈を共有できたらなと思います

(ネタバレを含みます)

あらすじから考える主人公の心情解釈

最初、3億円の宝くじが当たった主人公は、お金で二度と失敗しないために、ちゃんとした活用方法を学ぼうとします

そこで、起業し成功した旧友に教えてもらおうとすると…

なんと彼にお金を盗られてしまいます

(まあこれは友人が主人公のためにした行為だというのは後から分かるのですが)

様々な富豪に合う

困った主人公は、旧友の知り合い(お金持ち)を当たり、話を聞きます

とてもクセのある3人ですが、お金を持っているという面では共通しています

(富豪という表現はちょっと違うかなと思いつつ、億男ではそう表記しているのでそのまま用います)

架空の馬券でお金は幻想だと諭す富豪

まず最初に、主人公に100万の馬券を買ってあげたことにして、1億円も勝たせます

そして次のレースで1億を使って、主人公を負かせます

ただこれらはぜんぶフェイクで、ほんとはそもそも馬券を買っていませんでした

ここでは、お金の流れというのはこのように幻想にすぎないと言ってるように感じました

お金を神のように考えるセミナー講師

次にでてくるのは怪しげな講演を開く富豪です

(招待で何度か行ったことはあるけど、雰囲気似てます笑)

彼は、視聴者に「安心」を売り、その対価としてお金をもらうと言っていました

このように安心さえもお金で買える

なんでも買えるじゃないか!お金で!ということを言っていました

そこで講師は主人公に、「君も借金を返せば、家族が手に入ると思ってるじゃないか」と諭すのです

これには一理あるかもしれないなあ、というところで次の展開になります

なんでも買えるお金と女性目線の考え

彼女は10億をもつ富豪ですが、なんでもお金で買われていくのをみて嫌気がさし、現在は「お金なんて少しあればいい」という夫と結婚しています

それでもお金の魔力は強力で、まだまだ昔の強烈な思い出が残っている様子でした

億男のこのシーンで大事なのは、主人公が「結局お金でなんでも買えるのだろうか?」と疑問に思っていたところです

富豪の意見のまとめ

ただ、ここで、一眼にこれは間違っている!! と言い切れないのが億男のおもしろいところです

それぞれが、それなりにいい暮らしをしていて、幸福度も高そうなのです

さらに、お金でなんでも買える例も出てきて、正しい面もしっかり持ち合わせていた印象でした

お金では解決しなかった家族との絆

富豪との出会いが一通りおわると、良くない出来事が降り注ぎます

行動は結局お金を求めるようになっていた主人公

この時点で主人公は、「お金では買えないものがある」と言いつつも、借金を返すことにとらわれていました

つまり、実は無意識のうちに、家族を買うような行動をとっていたのです

現に借金を返せば、妻と娘が返ってくると口にしていました

妻に「変わったね」と言われ、離婚をせまられる

お金に目がくらんでいる主人公に気づいた妻は、別れを切り出します

それに対して、主人公の頭の中にはクエッションマークが浮かびます

借金さえ返せば一緒になれるんじゃなかったのか? と何度も頭で考えている様子でした

ただし!!

ここでも、一眼に「じゃーお金なんてやっぱりある程度あればいい!」「気持ちの問題だ!!」なんて風な簡単な結論を出せないのがミソです

このお話でも、「お金なんてなくても大丈夫だったね〜」みたいな話にもっていきません

(そんなんだったらたぶん低評価…)

ここでのキーワードは『お金の使い方』だと思います

お金の正体と使い方の解釈

あー結局お金で解決しないのか……と悩んでいる主人公のもとに、お金を盗った旧友がひょこっと現れます(まあ、返しに来るのです)

お金の正体は強力な魔力

この映画で何度か出てくるワード『お金の正体』は、かなり難しいと思いました

結局、億男では、明確にこれだ!!! と指摘されたわけではないので、自分で考える必要があります

ただ、その旧友が「お金は人を変えてしまう」と言ったところから、決定的な結論として私は「強力な魔力」としました

ここには2つの意味があるとおもっています

つまり、『使う人』と『使う対象』の2サイドにとって大きな力だということです

この考えは、下のお金の使い方ともつながります

お金の使い方 意味のあることに活用する

10数年前、旧友が自分でためた1億円で起業したとき、旅先であったことなどを踏まえて「お金とモノのやりとり」ができるプラットフォームビジネスをはじめました

これには『自分の価値観』がつまった大きな理想が前提としてあります

つまり、1億円を貯めることは『手段』であり、『目的』は理想の実現にありました

ここが3人の富豪と今までの主人公とは大きくかけ離れているところです

3人の富豪は、自社のバイアウトでマネーを得ましたがそこに理想はありませんでした

ひたすらお金というものを集めているにすぎないといった印象です(目的になっていた)

また、今までの主人公も、お金を集めること(借金を返すこと)が『目的』になり、本来の目的である家族との暮らしがどこか遠くにいっていました

主題、『お金を目的ではなく手段にすること』

私の中の億男のテーマに対する結論はずばりこれです

一見当たり前ですが、かなり重要です

これに気づいた主人公は、まず娘に自転車を買うことを「最初の」買い物にします

「娘を幸福にする」という目的のために、手段としてのお金を使ったのです

だからこそ、最後に妻は微笑んでいたと解釈しました

『強力な魔力』であるお金だからこそ、目的に対し使わなければ、自分が魔力にとりつかれてしまうのです

>> 別記事(億男からビジネス的になにを学べるか?)

まとめ 億男での学びを実生活にとりいれる

さあ、こんな感じに私は思いました

これを実生活でとりいれるとすると……いまれいとやっているブログの収益

「月10万円に達すること」が目的になっていたなあと感じました(少なくとも私は)

じゃあ、目的を設定するとしたら何だろ? って思った時、まずは「自分たちの幸福を満たすこと」が第一でよいかなとおもいます

背伸びして、だれかのため!! という理念感はまだまだ私には足りていないのかもしれません

だからこそ、「北海道の旅行」というのを目的に設定することにしました!!

ただ、自分たちが満足したら、次はだれかのためにお金を使っていくつもりです!!

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